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第1四半期の米経常赤字1449億ドル−予想を上回り過去最大
6月18日(ブルームバーグ):米商務省が18日発表した第1四半期(1
−3月)の経常収支は1449億ドルの赤字となり、赤字額は昨年第4四半期
(1270億ドル、速報の1275億ドルの赤字から修正)から拡大し、赤字幅は過
去最大となった。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト予測調査では、赤
字額が1410億ドル(中央値)に拡大すると予想されていた。
エコノミストは、外国からの資本流入が減少すれば、ドル安と金利上昇を
引き起こしかねないと指摘する。リーマン・ブラザーズ(ニューヨーク)のエ
コノミスト、ジョン・シン氏は、「米国が拡大を続ける赤字を返済できるかど
うか、外国人投資家はいずれ、確信を持てなくなるかもしれない」と述べた。
第1四半期の財・サービスを合わせた貿易収支は1369億ドルの赤字で、前
期の1255億ドルの赤字から赤字額が拡大した。投資収益は127億ドルの黒字と、
黒字額は前期の162億ドルから縮小。移転収支は206億ドルの赤字(前期は
176億ドルの赤字)だった。
海外投資家による米国債投資はネットで664億ドルの買い越しと、前期
(47億ドルの買い越し)から、買い越し額が大幅に増加した。一方、海外投資
家による米国債以外の債券・株投資はネットで623億ドルの買い越しで、買い
越し額は前期の838億ドルから減少した。このうち、株式が41億ドルの買い越
しと、買い越し額は前期の228億ドルを下回った。
海外投資家の対米投資は4476億ドルの純増と、前期の純増額(2303億ド
ル)を上回った。