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(回答先: タンタル鉱石の主要な鉱床 投稿者 hou 日時 2004 年 6 月 12 日 20:49:52)
バイエルグループのH. C. スタルク、米CSMグループを買収へ
マイクロエレクトロニクス・通信市場向け特殊金属製品ラインを拡大・強化
バイエルグループの子会社で特殊金属の世界的メーカーであるH.C.スタルク社(本社:ドイツ・ゴスラー)は、事業の拡大強化のため、米CSMグループ(本社:オハイオ州クリーブランド)を近く買収する。CSMは、モリブデン、タングステンのミルプロダクトやその他の耐熱性金属の機械加工部品、二次加工品のメーカーである。今回の買収は、米国の関係当局の承認(今年11月に得られる予定)を得て実行される。CSMは、米国とヨーロッパに生産施設を有し、従業員数 500人、本年度の売上げ1億1,000万ドル(予定)の企業である。
CSMの買収によって、H.C.スタルクの既存の製品ラインが大幅に拡大され、大きな相乗効果が生まれることになる。ドイツ・バイエル社のマンフレッド・シュナイダー社長は「今後一層の成長を図るために、バイエルの重要企業であるH.C.スタルクの事業拡大を決断した。CSMを買収することによって、H.C.スタルクのバイエルにおける貢献がさらに増すであろう。H.C.スタルクはすでに耐熱性金属、特にタンタル粉末分野で強力な地位を築いており、マイクロエレクトロニクス・通信分野で急速にイノベーションが進めば、同社にとってさらに大きい利益となる。H.C.スタルクの製品は、これらの需要が急速に拡大する市場になくてはならないものだ」と述べた。
また、H.C.スタルクのペーター・ケーラート会長は、「今回の買収は戦略的事業拡大への重要な一歩である。このきわめて将来性の高い事業分野を拡大強化することで、さらに有利なビジネスチャンスが得られるだろう」と述べた。
H.C.スタルクは、ヨーロッパ、米国、アジアの製造施設に2,600人の従業員を有している。同社は、金属加工用工具、電子・電気部品、光学・医療機器、化学業界向け設備機器、触媒、熱スプレー、溶接材料、エンジニアリングセラミックス、電池など、幅広い用途向けの金属、セラミック粉末および線材、ミルプロダクトを生産している。同社は、1986年からバイエルグループの一員となっており、1999年の全世界での売上は4億3,500万ユーロに達した。日本では、スタルク ヴイテック株式会社(東京・大田区)が積極的な事業を展開している。
バイエル株式会社
2000年10月26日、東京