投稿者 なるほど 日時 2004 年 6 月 02 日 01:59:52:dfhdU2/i2Qkk2
(二木啓孝(日刊ゲンダイ)、紺谷典子(経済評論家)による年金問題の議論の核心部分 [色平哲郎氏] http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/356.html )の続きです。
○色平哲郎>年金問題続報 信州・佐久病院にて いろひら拝
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年金問題については、官僚は調べればすぐわかる嘘を山のようについています
文藝春秋5月号で、岩瀬さんと堺屋太一氏、金子勝氏が鼎談をやっていますが、年金官僚のその種の詐術には呆れるばかりです
「年金を払うのは先のことだから、今のうち、どんどん使ってしまってもかまわない。……将来みんなに支払うときに金が払えなくなったら、賦課式にしてしまえばいいのだから、それまでの間にどんどん使ってしまえ」
「厚生年金の掛け金は何十兆円もあるから、これで厚生年金保険基金を作って、その理事長は日銀総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省の連中がOBになったときの勤め口に困らない。何千人だって大丈夫だ」と、戦前の年金課長が86年に語ったそうですが、こうして年金福祉事業団ができたのだそうです
2000年から2003年にかけて、年金の未納者が10ポイントも増えたそうですが、これは徴収窓口が市町村(全国で3200箇所)から社会保険庁(全国で265箇所)に変わったからだそうです
市町村は数も多いし、地方税も集めていたから効率がよく住民との距離も近かった 年金官僚の利権拡大のためにほかなりません
このままだと、年金を保険方式でなく税方式でいこうという議論になるかもしれないので、それに対抗するために国民年金特別対策本部を作ったと、厚生労働省の内部文書にあります
ところが、その特別対策本部につぎ込んだ予算が140億円。現実に徴収できた保険料がやっと1億6000万円、このつけも結局国民が払わされることになるのです
社会保険庁、厚生労働省といい、道路公団といい、牛肉問題の農林水産省といい、よくこれで国がつぶれないものだと思いますね
これだけひどい実態を知りながら、心のどこかで、でもやっぱり変わらないのではないか、と諦めているのが日本人なのでしょうか、、、
共済も国民も厚生もなくして一元化し、完全賦課方式の所得スライド型年金にして、徴収は市町村に任せれば、官僚の数も数千人から1万人以上減らせて、年金も透明化し、ばかげた無駄遣いもなくなるでしょう
でも、それは誰ができるのか。駄目な政治家一人落選させるのも大変ですが、官僚から権限を奪うのはもっと大変です、本当に頭が痛いです、、、>
http://members.jcom.home.ne.jp/pinuskoraie/0305.htm
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