現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産35 > 276.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ワシントン=広瀬英治】ブッシュ米大統領は18日、6月に任期切れを迎えるアラン・グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長を再指名すると発表した。
任期は4年。上院の承認を経て就任する。グリーンスパン議長は1987年に就任、現在4期目で、在任期間はすでに歴代2位の17年目に入っている。78歳の高齢だが、5期目を全うすれば、51年から70年まで約19年務めたウィリアム・マーチン元議長を抜き、歴代最長を塗り替えることになる。
ブッシュ大統領は声明で「グリーンスパン議長の経済運営に絶大な信頼を置いている」と強調した。再指名を受け、グリーンスパン議長は「上院の承認が得られれば議長職を続けたい」との声明を発表した。
グリーンスパン議長は、2006年1月にFRB理事としての任期(14年間、再任不可)が切れるが、後任理事が選ばれなければ引き続き理事代行としてFRBにとどまり、議長職を続けることができるとされる。米ホワイトハウスのスコット・マクレラン報道官は18日の会見で、「大統領は議長にできる限り長く務めてもらうことを望んでいる」と述べた。
ブッシュ大統領は2003年4月にグリーンスパン議長の再指名の意向を早々と表明し、議長も受諾の意思を示していた。しかし、6月20日の任期切れ直前になっても正式な再指名がなかったため、市場などでは秋の大統領選挙と絡め、「ブッシュ政権がFRBに利上げを思いとどまらせるため、議長の再指名を取引材料にしようとしているのではないか」との観測も出始めていた。
[5月19日11時16分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040519-00000003-yom-bus_all