★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産35 > 257.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
Ddogレポート5.17 テクニカル的には底値圏です。
http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/257.html
投稿者 Ddog 日時 2004 年 5 月 18 日 00:44:08:gb2b4T9TetGkU
 

今日5/17のマーケットはひどかったですね、今晩は投稿せざるをえないでしょう。
たぶん東証株価は今週、遅くとも権利落ち5/26までのどこかで株式市場は目先底を打つはずです。
騰落レシオが69,8%と3/17に147%(3/17)の超過熱圏ですとご報告した時より下落して、底値圏にあります。200日平均移動線10720円も割り込み、年初来安値10365円にあとわずか、ボリンジャーバウンドでは、10180円 心理的ラインの1万円が攻防戦ですね。
昨年10/20が11161円の日経平均高値から11/19の9614円まで下げた。21営業日間で1574円13.8%の調整であった。今回4/26 12163円から21営業日は5/24に当たります。
13.8%の調整は10484円、同幅でいけば10589円に相当します。値幅下げ率はそろそろ自律反発水準の位置に到達しています。
昨年9月末に株式分割した株式は11/20に株券が売却可能となり、同時に信用の担保になりました。3月末分割の株券の効力発生日は91銘柄約4兆円あります。これを悪材料としていますが、昨秋は効力発生日より反発しています。信用の追証投げがもう少し、ヤフーソフトバンクのITバブル銘柄も暴落、分割バブル新興市場小型株最高値1400万まで上昇したACSESSが今日一時ストップ安までしたが、権利付き最終日25日までに底値(600万円台?)をつけると思います。
ここまではおおよそ、株債券為替マーケットは予想どうりの非常に分かりやすい相場展開をしていますが、今後 相場は厳しい展開は十分予想されるので、超楽観主義的な予想を書いていると恥じをかく可能性が高いのですが、一株屋の戯言と思って読んで下さい。

私は、DIRhttp://www.dir.co.jp/のチーフストラジスト三宅一弘の相場観を信頼し参考にている。彼の4月6日レポート12000円乗せの日経平均と今後の展望の要旨を紹介したい。
今回の相場は、バブル崩壊後数度経験した戻り相場とは異なる。この十数年の経験則に捉えられない大相場になる公算が大きい。それどころか、戦後経験した経験則も通用しない可能性が大きい。バブル崩壊から2003年の80%の下落自体が未経験で、10年平均移動線マイナス50%は1937年10月昭和の大恐慌時-57.8%以来であった。
平成のデフレ不況は、デフレ下の恐慌である昭和の恐慌と重なる事が多い。昭和の恐慌の底値よりの反騰相場は、3年5ヶ月後の1934年3月 10年平均移動線+40%に拡大し、6年6ヶ月後1937年4月に+70%に達した。これを今回の反騰相場に置き換えると、2006年後半に20000円前後、2009年に25000円〜30000円といったイメージになる。
2006年2万円を達成するには、3年間の企業業績が妥当PER22倍で試算すると年平均19.7%の伸びが必要となる。2009年の25000円〜30000円を達成するにも6年間平均15.4%の企業業績の伸びが必要である。これは無謀な数字であろうか?PERを25倍にすれば12.7%の伸びで達成できるらしいので、コスト削減中国を始めとするBRICS市場の拡大、デジタル家電の新たなる拡大、デフレ脱却の可能性に加え、2005.6年より始まる団塊の世代の一斉定年退職による企業コストの一段の改善が予想され、充分望める数字であるとのことです。

三宅さんの意見は至極現実的な目標と思います。5月上伸後、米国金利の上昇や外人買いの先細り等で、証券市場は乱高下する可能性が高いが、2006年日経平均2万円TOPIX2000ポイントをDdogも一つの目標としたいと思います。

14日引け後発表5月第1週の外人の株式は2週連続も売り越しであった。第1週は連休の谷間の2日間にかかわらず、前週の1248億円を上回る1629億円と外国人は大幅に売り越している。GW前の高値より約1200円ほど東京株マーケットは大幅な調整を経験した。
GW前の4/23溜池通信 吉崎達彦氏によれば、現在マーケットリスクはABCDEFGまであるそうだ。A:America 米国経済 B:Bond債券 C:china中国 D:Deflationデフレ E:Energyエネルギー価格 F:Foreigner外人買い G:Geopolitical Risk地政学的リスク 以上、なるほどネ。
A関しては全くDdogは心配していない。米国の利上げ観測が台頭し株が下落した要因の雇用統計は、予想以上の景気回復の表われであって、アメリカ経済の先行きをリスクに挙げるげるのはどうかと思う。グリーンスパンは「米経済は力強い拡大局面に入った、デフレの脅威はもはや問題無い」と4/21議会証言している。FFレートはタブン6月に0.25%上げることになるだろうが、米利上げ即米国株暴落、住宅バブル崩壊と米国の終焉と考えてしまうようは、副島隆彦程度のレベルになってしまう。(小室先生が泣くぞ!)
副島や浅井あたりの、職業としての新経済世界終末論者の戯言は無視していいと思いますが、、Dow Jonesやモルガンスタンレーのスティーブローチは盛んに米国の金融市場に警告していますが、良識派の警告には納得していますが、多分に杞憂で終了する可能性が高い。しかし、ジョージソロスに代表されるウォール街の過激派はブッシュ憎しで自爆テロ的な市場の混乱までやりかねないのではないかと心配しています。

Bの米金利の上昇は、まず新興市場(中国韓国等)を直撃し、多くのヘッジファンドに被害が及び、その損失を埋める為に日本株が売られる悪循環にはまりかけています。一部にヘッジファンドの損失は1998年に破綻したロングタームキャピタルファンド(LTCM)危機の再来を危惧する声も大きい。海外投機筋の資金の還流はどうも長続きしそうにないが、米金利上昇は、自己資本以上に資産を増やすレバレッジ投資手法に重大な蔭りを齎す。レバレッジ投資手法は、短期間で高収益をあげられる反面、反動も大きい。現在ヘッジファンドの対日投資額は約7兆円、ここ一年でおよそ倍増しているが、レバレッジ率10−15倍でにすぎず、LTCMは約30倍には達していない点が救いである。

Cの中国のリスクは今更騒ぐことではなく、前々より判っている事です。2008年までの成長チャイナコンセンサスも調整局面後は忘れてはいけない。

DEFGは後で…・

為替ですが、円ドルが目先ドルの天井に近づいています。11月には、120円に再び乗ると思いますがドルは一旦手仕舞いです。

一部噂で、今後大幅な円安を推測するレポートが出回っています。
米国は0.25%に6月引上げられそうですが、大統領選挙前大幅な再度の金利の引上げは無いと思います。そのかわり、30兆円もドル債を買った日本に126.7円で逆介入して、ドル(債)を売らせ金融引締めを間接的に行う方法が検討されているそうです。

 次へ  前へ

国家破産35掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。