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【ワシントン竹川正記】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標の米国産標準油種(WTI)6月渡しが前日終値比0.31ドル高の1バレル=41.08ドルで取引を終え、終値の過去最高値を2日連続で更新した。需給ひっ迫見通しのほか、イラク情勢悪化に伴う中東産油国へのテロ拡大懸念も原油高騰に拍車を掛けており、この日は一時41.10ドルまで上昇。市場時間外の電子取引では1バレル=41.17ドルを付け、湾岸危機時の90年10月10日に付けた取引時間途中の最高値(41.15ドル)を上回った。
原油高騰に伴うエネルギー価格上昇が企業収益や個人消費を圧迫する懸念が強まっており、米小売り最大手、ウォルマートなどはガソリン費などの負担の急増で個人の可処分所得が減り、消費支出が減少することへの懸念を表明。「今夏以降、減税の刺激効果が薄れ、超低金利政策の解除も予想される中でのエネルギー価格の上昇が、米景気を下振れさせるのは確実」(米大手証券)との見方も出始めている。(毎日新聞)