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(回答先: Re: アメリカ経済は、極めて大規模な自転車操業そのもの 投稿者 真相ハンターK 日時 2004 年 5 月 04 日 21:31:51)
米国経済が自転車操業状態にあることは同意します。
しかし、破産はしないと思われます。
なぜなら、日本が買い支えるからですな。日本政府は昨年度は31兆円をドル買いに使っています。この金は財務省証券に変わっておりますから、緩やかに落ちていくでしょう。
米国は減税前倒し約11兆円とイラク戦費約10兆円を支出して、景気の下降を押しとどめておりますが、さらに31兆円の買い支えが入ったわけですから、しばらくは株価も落ちないであろうと思います。
しかし、戦争特需はまもなく効果が薄れ減税による需要増加も影響が薄れるころです。
今年の年末には、やはりダウも3000ドルに向かって落下していくと思われます。
その際、米国には厳格な財政均衡法があり、国債を発行しての公共投資ができないのではないかと思われます。そうなるとやはり戦争しか有効需要を増加させる手段がないと思われます。
世界経済を救うほどの大きな有効需要を創り出すことになると思われますから、その戦争はイラクやアフガンやサウジのような小さな戦争では無理だと思われます。
それは日本と中国との戦争のように、第3次世界大戦規模でなければ米国経済を立て直すことはできないでしょう。そのように経済のメカニズムは作動すると思われます。
なお、日本は世界一の経済大国でありますから、30兆円くらいは米国に支援してもどうということはありません。毎年300兆円くらいなら出せる実力があるわけです。
その金をドルの買い支えに使うでしょうが、その金で国内の需要を増やした法が日本人にとっては有益でしょう。
また大規模な戦争を米国が計画し、それを実演させられるくらいなら、日本国内で100兆円規模の公共投資を行った方がましだと思われます。