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対アルジェリア円借款、30年ぶり再開で合意
【パリ=池村俊郎】日本政府は、北アフリカの主要国アルジェリアに対し、30年ぶりに円借款を再開することで同国政府と基本合意した。
両国関係筋が明らかにしたところによると、借款は、昨年アルジェリアで起きた大地震による学校復旧事業支援を目的とし、当初は総額28億円規模。5月連休明けにも両国政府間で正式調印の運びとなる。
アルジェリアは、天然ガスと石油などの地下資源が豊富なことで知られるが、1991年の総選挙でイスラム原理主義派が躍進して以来、治安悪化や政治混乱でテロが頻発したため、先進各国は経済支援から撤退していた。
アルジェリアへの円借款の供与は1974年に通信施設建設のため、120億円を供与して以来。(読売新聞)
[4月24日14時42分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040424-00000105-yom-int