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財務省が12日発表した3月の対内・対外証券投資状況(約定ベース)によると、2003年度の外国人投資家による日本株の買い越し額が14兆円規模と過去最大に達した。
欧米投資家が、日本の景気回復と企業の収益向上を評価し、割安感のあった日本株投資を大幅に増やしたためだ。
外国人投資家による日本株の買い越し額は、3月の約定ベースが2兆6915億円と、月間では2003年7月の1兆7070億円を上回る過去最大だった。同時に発表された2003年4月から今年2月までの買い越し累計額(決済ベース)は11兆3498億円となり、3月の約定ベースを加えた2003年度の買い越し額は14兆413億円と、これまで最大だった1999年度の9兆9675億円(決済ベース)を大幅に上回った。2003年度の外国人投資家の日本の公社債への投資は1兆2292億円の売り越しだった。
一方、同年度の日本の投資家による対外株式投資は3176億円の売り越しと、1995年度以来の売り越しに転じた。企業年金の代行返上が相次ぎ、年金基金が海外株式の売却、換金を進めた特殊事情があったと見られる。外債投資も前年度を約1兆6千億円下回る17兆1635億円の買い越しにとどまった。
(2004/4/12/12:07 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040412ib01.htm