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米ガソリン小売価格、今夏に過去最高値に上昇へ−エネルギー省 (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=09bloombergjpaeeV1MX6ltws&cat=10
【記者: Mark Shenk 、 Bruce Blythe 】
4月8日(ブルームバーグ):米エネルギー省は8日、原油相場の上昇と需要の高まりを背景に、国内ガソリン小売価格は今夏のドライブシーズンに、平均ベースで1ガロン=1.76ドルと過去最高に達するとの見通しを示した。
同省はレギュラーガソリンの価格は今夏、前年を1ガロン当たり19.5セント(13%)上回ると予想。前月時点では、ドライブシーズンとなる4月から9月について、ガソリン価格は1ガロン=1.74ドルを見込んでいた。
同省のガイ・カルーソ・エネルギー情報部長はワシントンで記者団に対し、「原油相場の上昇、需要の高まり、低水準の在庫に加え、精製システムには一層厳しい注文が突きつけられている」とし、「需要と供給の原則に従い、すべての要素が価格上昇に働いている」と語った。
ニューヨーク市場の原油相場は先月、終値ベースで1バレル=38ドルを超え、1990−1991年の湾岸戦争以来の高値を付けた。ことしは景気回復を背景に、製品出荷や旅行意欲が高まっており、燃料需要は拡大している。エネルギー省は、4−9月のガソリン需要は前年同期比2.2%増の3億9140万ガロン(日量932万ガロン)を見込んでいる。
原題:Retail Gasoline Will Climb to Record This Summer (Update2)
(抜粋)
[ 2004年4月9日12時07分 ]