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総合株価指数とコスタックが8日、今年の最高値を更新したものの、個人投資家の株式投資収益率はマイナスとなった。個人はむしろ損失が先行し、証券市場離れが続いている。
8日、証券取引所によると、取引所の時価総額が400兆ウォンを突破した今月7日まで、個人が買い越した(買いから売りを引いたもの)上位20銘柄の収益率平均はマイナス14.19%だった。
同期間の株価は810.71から912.81と、約12.6%上昇した。これら20銘柄のうち株価が上昇した銘柄は、POSCO(ポスコ/旧浦項(ポハン)製鉄/3.37%)、サムスンSDI(21.35%)、大宇(テウ)インターナショナル(18.49%)の3銘柄に過ぎなかった。残りの銘柄は最高マイナス67.32%(LGカード)といった散々たる収益率だった。
しかし、同期間中、外国人が買い越した上位20銘柄の収益率平均は26.47%で、総合株価指数の上昇率の2倍以上だった。これらの銘柄中、KT(マイナス6.39%)だけが唯一株価が下落した。
また、株価が上昇基調を見せ始めた昨年4月から今月7日まで、個人が買い越した上位20銘柄の株価上昇率は57.63%で、外国人の買い越した上位20銘柄の株価上昇率(104.24%)に大きく至らなかった。
外国人は同期間、サムスン電子(4兆460億ウォン)、LG電子(1兆5399億ウォン)、国民(クッミン)銀行(1兆1413億ウォン)など、大型株に集中投資し収益率を高めた反面、個人の買い越し上位銘柄の買い越し金額は数百億ウォン台に過ぎなかった。
グットモーニング新韓(シンハン)証券は同日、証券市場報告書で「証券市場が外国人に完全に開放された98年から今年4月まで、外国人は107兆ウォン(収益率プラス349.8%)の収益を上げた」とし、「反対に個人の収益率はこの期間、総合株価指数の上昇率(141.7%)にもはるかに及ばなかったことが推定される」とした。
イ・ギュソン証券取引所広報部長は「外国人が資金力を生かして韓国証券市場をリードしたため、受動的に引きずられている個人の収益率は低い」と説明した。
個人投資家は、株高が進む中でも収益率が伸びなかったため「売り」に走り、昨年4月から合わせて10兆6109億ウォン相当を売り越した。東遠(トンウォン)証券は、昨年4月以来株式を売却し、完全に証券市場を後にした個人資金は9兆5710億ウォンだと明らかにした。
一方、総合株価指数は同日、前日比6.93(0.76%)高の916.86を付け、コスタックも2.85(0.62%)高の460.53で取引を終えた。
高鍾元(コ・ジョンウォン)記者 ko@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/08/20040408000041.html