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【ベルリン=菅野幹雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は7日発表した2004年春の経済見通しで、ユーロ圏12カ国の今年の域内総生産(GDP)成長率を1.7%と予測した。昨年10月の前回予測に比べ0.1ポイントの下方修正。緩やかな成長拡大を期待している。財政赤字ではユーロ圏協定で定めたGDPの3%を突破する国が半数の6カ国になると懸念を示した。
欧州委は予測を半年ごとに更新している。ユーロ圏については、低成長は短期にとどまり、2005年には2.3%の成長に戻るとの基本見解を示した。特に世界経済の需要拡大に伴って設備投資が伸び、遅れて個人消費が緩やかな回復を取り戻す展開を描いている。消費者物価上昇率は「2%以下で2%近辺」とする欧州中央銀行の物価安定の目安にほぼ沿って推移すると指摘。失業率は前回予測よりやや低めに修正した。英国などユーロ不参加国を含めたEU15カ国では今年大幅な成長を見込み、5月にEUに加わる中・東欧10カ国は今年、来年とも4%程度の成長が続くとしている。 (21:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040407AT2M0701Z07042004.html