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米国の国際経済研究所(IIE)がこのほど開催したフォーラムで、同国の著名な経済学者が「米国経済の力強さとアジア経済、特に中国経済の目立った成長により、2004年から05年までの間、世界経済は過去20年来の成長のピークを迎える。しかし、国際石油価格の高騰により、短期的なリスクが形成される」との見方を示した。
同フォーラムにはクリントン政権時代に経済顧問を務めたベイリー氏、著名な中国経済学専門家のラーディ氏、国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミストらが出席して、世界経済の展望を語った。
IMF元チーフエコノミストは、「世界の経済成長率(GDPベース)は2004年と2005年、ともに4%を達成するだろう。1980年代からの世界経済の衰退以来、最高の成長率になる」と述べ、この2年間の域内総生産(GDP)増は米国が8%、アジアが14%に達すると予測している。
ラーディ氏は中国経済の急成長を評価した上で、「特に昨年は中国貿易の輸入が約40%、輸出が約35%増加し、米国とドイツに次ぐ世界3番目の輸入市場、世界4位の貿易国に成長した」と指摘した。一方で「中国経済の成長は国内投資に依存しており、貸付の急増が生産過剰のリスクをもたらす可能性がある」と警告している。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年4月5日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/04/05/jp20040405_38249.html