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(回答先: 米雇用統計、情報漏れか・SECなどが調査へ [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 03 日 17:03:32)
【記者:Joe Richter、Suzy Assaad】 4月2日(ブルームバーグ):米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)、労働省は2日、朝方労働省が雇用統計を発表する直前に行われた米国債の不自然な取引に対し調査を開始した。これらの機関の関係者が明らかにした。
米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比30万8000人増加と発表され、事前予想の12万人増を大幅に上回ったが、発表1分前の米東部時間午前8時29分、10年債相場は1/2超下落した。10年債先物6月限も、8時28分から8時29分の間に3/4超下げた。
イレーン・チャオ米労働長官は、労働省から情報が事前に漏れた事実は断じてない、と述べた。
SECの報道官、ジョン・ネスター氏は、同委員会の法務執行部門がこの疑惑について調査中だと述べた。CFTCの広報担当ディレクター、アラン・ソッバ氏によれば、CFTCも、シカゴ商品取引所(CBOT)での米国債先物取引を調査している。
ヤフーのウェブサイトに流れたロイター通信の雇用統計の記事には8時 28分の時刻印が記されている。このため、投資家の間では、統計が発表時間の8時30分より前に流れた可能性がある、との声があがっている。
ロイターのニュース配信サービスの加入者によると、ロイターの専用端末では雇用統計の記事は8時30分前に流れていない。
ロイターの広報担当者、サマンサ・トッピング氏は、時間協定違反の事実はないとし、ロンドン本社事務所の時計の設定に問題があったため、ヤフーに掲載された記事の時刻印が不正確だったと述べた。
ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグLPは、ニュース配信や情報提供などの分野でロイターと競合関係にある。ブルームバーグ・トレード・ブックは、株式取引システムの分野でインスティネット・グループと競合している。
原題:March Jobs Data Release Probed by SEC, CFTC, Labor (Update1)(抜粋)
更新日時 : 2004/04/03 07:52 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aMsqP4Ks4Iig&refer=jp_japan