現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産34 > 622.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 三菱自:再建に5000億円強必要 ダイムラー算定 [毎日新聞]【数年後にはベンツマークのバスやトラックが?】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 31 日 16:47:33)
三菱自動車工業製大型車の相次ぐタイヤ脱落事故で、同社から分社した三菱ふそうトラック・バスの宇佐美隆代表取締役会長(63)が毎日新聞の取材に応じ、「02年の横浜の死傷事故まで、同様の事故が相次いでいたことを知らなかった」と語った。同社トップが大型車ハブのリコール後、一連の事故の問題について詳細に語ったのは初めて。
横浜で死傷事故が起きた02年まで計33件のハブ破損によるタイヤ脱落事故が起きていたが、宇佐美会長は「(33件の事故の)報告は受けていなかった。リコール情報でない限り、取締役会に上がってこない」と話した。
また、他社製のハブでは脱落が起きず、自社製のハブで脱落が相次いだ点について「10年で数十件だから、それほど毎日毎日、毎月毎月(脱落が起きている)という話ではない」と述べた。
同社は24日、「強度不足でハブに亀裂が発生することがある」と大型車のハブのリコールを決めたが、宇佐美会長は「トラックでは、タイヤやホイールなどをユーザーが頻繁に交換している。整備や点検も(破損の要因として)ある。整備や点検がどうでもいいというわけではない」と説明。「ホイールを夏と冬で付け替えている場合、どのように(ボルトを)締め付けていたかは(破損という)最後の状態を見ただけでは分からない」と語り、同社の設計ミスだけが脱落の原因ではないとの認識を示した。
また、99年に広島で起きたバス事故の際、担当者が類似事故を国土交通省(当時・運輸省)に報告しなかった点については「『この車の同様事例はあるか』と(国交省に)問われた。バスで初回だったから『これしかありません』と言ってしまった」と釈明した。このバス事故以前に、トラックなどでのタイヤ脱落事故は十数件起きていた。
宇佐美会長は、三菱自のトラック・バス部門出身で、副社長も務めた。会長には03年に就いた。
[毎日新聞3月31日] ( 2004-03-31-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040331k0000e040097001c.html