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31日の東京外国為替市場は、円が買われる展開になり、円相場は午後1時過ぎ、1ドル=103円97銭をつけた。103円台は00年4月、3年11カ月ぶりになる円高水準。市場で円高阻止の「防衛ライン」とされてきた1ドル=105円を突破したことで、さらに円高が進む可能性が出てきた。
円相場は、日経平均株価が上昇傾向にあるなど日本の景気回復感を材料にした円買いが入った。米国の政府高官が相次いで日本の市場介入をけん制する発言をしたことを受けて、政府・日銀が、大規模な円売り・ドル買い介入を手控えていることも、円高が進む要因になった。その後は1ドル=104円台前半取り引きされている。
市場では「政府・日銀は105円台突破を防ぐ円売り介入を実施する」(大手銀)との見方が定着していたが、105円台突破で、市場関係者の心理的な抑制が後退し、日本の景気回復感を材料にした円高圧力が強まっている。
4月1日に日本の景況感を示す日銀短観が発表されるが、市場では「短観の結果が良ければ、一段の円高水準に進む」(大手行)との見方が出ている。【瀬尾忠義】
[毎日新聞3月31日] ( 2004-03-31-13:33 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040331k0000e020053002c.html