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商務部市場運行調節司はこのほど、生産資材市場の2003年の発展状況と2004年の展望に関する報告を発表した。報告によると、国内の石油・石炭市場は今年、引き続き需要が旺盛となり、需給のバランスは維持されるものの、季節的要素や運輸条件の影響により、部分的・構造的に需給が逼迫する可能性も排除できないという。
今年の原油消費量は2億7千万トン程度と予測され、輸入量は1億トンを突破する見込み。三大石油製品――ガソリン・重油・灯油の消費量は、前年比4.6%増の1億3600万トンに達する見通し、市場価格はほぼ前年の水準を保ち、やや上昇するとみられる。石油加工業は発展の好機が続き、利益は引き続き増加するものの、増加率は前年より減少する見通しだ。
今年の原炭価格は、昨年から上昇傾向を引き続き保つとみられる。輸送条件による制約や需要増を受け、東部・南部の沿海地域など一部地域の石炭市場では需給が逼迫する状況が続くが、気候が暖かくなるにつれて、需給は安定化に向かう。通年で見ると、需給は基本的にバランスし、価格は基本的に安定する。石炭産業は急成長期からゆるやかな発展期に移行する。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年3月29日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/03/29/jp20040329_38033.html