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小泉純一郎首相が、民主党の主張している「年金一元化」(厚生年金、国民年金、各種共済年金の統合)に理解を示す発言をしたことに対し、28日、与党から早くも、一元化や民主党との協議に慎重な意見が相次いだ。自民党の中川秀直国対委員長はNHKの討論番組で「分かりやすい制度という意味で『一元化が望ましい』という考えは(首相には)厚相時代からあった。しかし、理想論であり、現実的ではない」と述べた。
また、首相が年金制度改革関連法案を今国会で成立させた後、1年間かけて民主党と抜本改革に向けた協議を行う考えを表明したことに対しても「1年では難しい。医療制度、介護と合わせて、2年、3年しっかり議論して取り組まなければ、国民に理解してもらえない」と語った。
公明党の東順治国対委員長も「年金制度は大事な話なので、与野党でしっかり議論しようというメッセージと受け止めた」と語ったが、同党幹部は「週明けには首相に真意を確かめなければならない」と述べた。
一方、民主党の菅直人代表は28日、広島県呉市でのあいさつで、「(首相が)本当に抜本改革案を話し合いたいなら、自民党や政府も(まず)抜本改革案を国会に出すべきだ」と述べ、政府の年金制度改革関連法案成立後の与野党協議には、基本的に応じない考えを示した。【高山祐、尾中香尚里】
[毎日新聞3月28日] ( 2004-03-28-19:47 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040329k0000m010040000c.html