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[ワシントン 26日 ロイター] 訪米中の中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は26日、中国の外国為替相場に対する規制の緩和についてスノー米財務長官と話し合ったことを明らかにした。しかし、人民元の米ドルとのペッグ制を緩和するスケジュールについては協議しなかったという。
同総裁はスノー米財務長官との会談後、ロイター通信に対し、「われわれは、中国の外国為替市場も含めた金融市場を改善するための技術的な協力について議論した」と述べた。
さらに同総裁は、「中国の銀行システム、特に商業銀行のシステム改革や、資本勘定における外為規制の緩和についても協議した」と語った。
人民元のドルペッグ制を緩和するスケジュールについて話し合ったか、との質問には、今回の会談では議題にのぼっていないとしたうえで、人民元相場の見直しに関する議論は将来のある時点で行われる、と述べた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=4676199