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[ワシントン 26日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のグラムリッチ理事は26日、FRB主催の会合で講演し、1960年代後半に見られたFRBの政策決定のまずさは、政治的介入を反映したもので、経済を読み誤ったためではない、と指摘した。
グラムリッチ理事は、当時の政策をめぐる問題について、「われわれの知性による理解がしかるべきものでなかった可能性はあるが、政策の問題の90%は政治的なものだ」と述べた。
エコノミストの間では、1960年代後半の行きすぎた金融緩和政策が1970年代の高インフレの種をまいた、との意見が多い。
1960年代後半にFRBのスタッフ・エコノミストだったグラムリッチ理事は、当時FRBの主要な政策手段だった公定歩合が、1965年にオーバーナイト物のフェデラルファンド(FF)金利より低く設定されたのは、大統領の介入があったからだ、と指摘。
同理事は、「このように公定歩合が人為的に低く設定されたことが、FF金利を押し下げ、行き過ぎた緩和的金融政策に結びついたかもしれないと考えている」と述べた。
同理事は、現在の経済・金融政策には触れなかったが、ベトナム戦争時に「恒久的予算シフト」が議論されたものの、戦争が不人気だったために一時的な増税に終わった、と指摘した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=XWSL5HQLYXGFUCRBAELCFFA?type=businessnews&StoryID=4676198