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厚生労働省広島労働局の不正経理事件で、広島地検特別刑事部は25日、公金4276万円をだまし取ったとして、ともに元同局職員の高橋康宏(43)=広島市安佐南区=と寺西隆彦(41)=同市安佐北区=の両容疑者を詐欺罪で起訴した。内部調査で判明した98〜02年の不正支出額約1億3000万円のうち約7000万円が、同省関係の接待や残業時のタクシー代など同局の組織的裏金となっていたことも分かった。
起訴状などによると、2人は2月に死亡した元同局幹部(当時55歳)と共謀し、99年8月〜01年4月、架空経費を計上し、高橋被告が管理する3口座に計4276万円を振り込ませて詐取。一部を個人的飲食代や生活費に充てていたとされる。同地検は元同局幹部については、近く被疑者死亡で不起訴とする。
調べでは、高橋被告は組織的裏金の中から約1000万円を、同局に出向中の厚労省のキャリア官僚に渡し、この官僚は同省幹部の接待などに使っていたという。同地検は、この官僚も参考人聴取したが、裏金作りへの積極的関与や私的流用はなかったため、立件を見送る方針。【遠藤孝康】
[毎日新聞3月26日] ( 2004-03-26-01:18 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040326k0000m040141001c.html