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【記者:竹内カンナ】
3月25日(ブルームバーグ):国内自動車大手5社が25日発表した2月の生産、輸出実績によると、北米、欧州などでの販売好調を受け、国内外の生産を合計した世界生産台数は、トヨタ自動車と日産自動車が二けた増、ホンダも小幅増加した。一方、三菱自動車工業とマツダは前年割れとなった。マツダの前年割れは18カ月ぶり。
トヨタの世界生産は前年同月比14%増と26カ月連続プラス。2月としては過去最高だった。世界各地の生産拠点で満遍なく生産を伸ばし、海外生産は前年同月比32%増と大幅に拡大した。国内生産も米国、中南米、オセアニアへの輸出向けが伸びた。 日産自も世界生産が同15%増と好調で、9カ月連続のプラス。米国で新型ミニバン「クエスト」のほか、新たに商品ラインナップに加わったスポーツ型多目的車(SUV)「パスファインダー・アルマーダ」、大型ピックアップトラックの「タイタン」の生産が本格化し、海外生産が33%伸びた。
ホンダの世界生産は同1.6%増と小幅ながら前年を上回った。2カ月ぶりのプラス。ミニバン「オデッセイ」や軽乗用車「ライフ」の販売が好調で、国内生産が1.4%増と1年ぶりに前年を上回った。海外生産は北米が6.8%減少したが、アジアは37%増と好調。全体では1.6%増加した。
一方、マツダの世界生産は18カ月ぶりに前年水準を下回った。国内生産はミニバン「MPV」や中型乗用車「アテンザ」など、市場への投入から時間の経過したモデルの販売減少が響いて1.8%減。ただし、海外生産は1.2%増だった。
三菱自動車の世界生産は9.1%減と11カ月連続の前年割れ。北米で昨年、自動車ローンの貸し倒れが大幅に増えたことを受けてローン審査を厳格化した結果、販売が大幅に落ち込んだ。北米向け輸出は前年同月比75%の大幅減少。海外生産全体でも19%減と厳しい状況が続いている。
トヨタの株価終値は前日比50円(1.3%)高の3780円、ホンダは同40円(0.8%)安の4720円、日産自は15円(1.3%)安の1147円、三菱自は6円(2.4%)安の249円、マツダは2円(0.6%)高の347円。
【2月の自動車大手5社、生産、販売、輸出台数】
(単位:台、カッコ内は前年同月比%)
世界生産 国内生産 海外生産 輸出
トヨタ 539,512 (+13.9) 310,564 (+3.4) 228,948 (+32.1) 153,607 (+ 7.9)
ホンダ 254,650 (+ 1.6) 104,695 (+1.4) 149,955 (+ 1.6) 39,776 (- 0.2)
日産自 285,167 (+14.5) 139,019 (+0.2) 146,148 (+32.6) 59,698 (- 1.5)
三菱自 126,522 (- 9.1) 67,105 (+2.4) 59,417 (-19.3) 29,104 (- 8.4)
マツダ 87,952 (- 1.1) 67,515 (-1.8) 20,437 (+ 1.2) 46,571 (-16.9)
更新日時 : 2004/03/25 16:21 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=ahi7dHZRz500&refer=jp_japan