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[東京 25日 ロイター] 竹中経済財政・金融担当相は、足元の景気は着実な回復を続けており、先行きは、世界経済が回復する中で、景気回復が続くと見込まれると述べた。こうしたなか、為替レートなどの動きには留意する必要があると指摘した。
参議院財政金融委員会で山根委員(民主)の質問に答えた。
竹中担当相は、足元の景気について、「景気は輸出と設備投資に支えられ、着実な回復を続けている。先行きは、世界経済が回復する中で、日本の景気回復が続くと見込まれる。一方で、為替レートなどの動きには留意する必要がある」と述べた。また、「マクロ的に出始めた良い動きを、いかにして地域・中小企業・国民生活に浸透させていくことができるかが、極めて重要だ」とした。
同相は、米国・中国の動向が極めて重要だとの認識を示し、「米国は、ブルーチップ調査では、今年も4%を少し上回る成長が続くと見られている。基本的には、そういう線を想定している。引き続き、いくつかの点でしっかりと見ていかなければならない」と述べた。
また、設備投資については、「基本的には、キャッシュフローの中でやろうという動きは続いている。これまで遅れていた更新投資にウエートが置かれていて、新規投資に積極的に結び付いているというわけではない」としながらも、「一部、外(海外)に出たプラントを中に戻そうという前向きな動きも見られており、こうした前向きな動きが広がるよう注視したい」と語った。
同相は、不良債権処理が着実に進み、金融の基盤が以前に比べしっかりとしてきたことが、経済活動全体を支え、心理的な状況を改善する大きな要因になっていると指摘したほか、企業再編やM&Aの増加、規制改革、特区など、構造改革の効果が出てきていると述べた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=LE1YHEGAQAW4UCRBAELCFEY?type=businessnews&StoryID=4653504