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「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングは22日、全額出資子会社で野菜や果物などを販売する「エフアール・フーズ」(東京)を6月に解散する、と発表した。業績が低迷したためで、店舗など営業の大半は4月末で終える。
野菜販売事業は、ユニクロの売上高が減少した時期に打ち出した経営多角化の一環だったが、2002年9月の設立から1年半余りでの撤退。ファーストリテイリングの柳井正会長は記者会見し、「工業製品のような計画生産ができないなど、われわれの能力で事業化は不可能だった。当面はアパレル関連事業に専念したい」と述べた。
エフアール・フーズは「SKIP(スキップ)」のブランド名で、契約農家が生産した商品の会員制宅配やインターネットによる通信販売を手掛けたほか、昨年5月には百貨店の松屋銀座本店(東京)へ進出するなど、ピーク時は6店舗を出店した。しかし、価格が割高なため4万−5万人を目指した会員数は約1万人と低迷。店舗への客足も振るわず、03年6月期の売上高は計画の約半分の6億5000万円、経常損益は9億3000万円の赤字で、黒字化のめどが立たなかった。
ファーストリテイリングは04年8月期の単体決算で特別損失約28億円を計上するが、「業績予想を修正する範囲ではない」としている。
(03/22 19:55)
http://www.sankei.co.jp/news/040322/kei097.htm