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【フランクフルト=池上輝彦】独化学大手2社の2003年12月期の業績が大幅に悪化した。売上高で世界最大手のBASFの純利益は前の期と比べ39.5%減の9億1000万ユーロ(約1220億円)。バイエルは13億6100万ユーロの最終赤字(前の期は10億6000万ユーロの黒字)に転落した。ただ両社は2004年にはアジアと米国で化学製品需要が拡大すると見て収益回復を見込む。
BASFの2003年の売上高は前年比3.6%増の333億6100万ユーロだった。原油高を背景に石油・ガス事業部門が14%の増収となった。だがユーロ高の影響で輸出額が目減りし、23億ユーロの減収要因が発生。化学やプラスチック事業で大幅な営業減益となった。業績悪化を受けて北米で750人を削減し、今年末までに1億ドルの経費を減らす。
バイエルの売上高は3.5%減の285億6700万ユーロ。事業部門別経営への移行など事業再編による特別費用がかさみ、2001年に自主回収した高脂血症治療薬の被害を巡る訴訟費用も発生した。 (19:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040322AT2M2001L22032004.html