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【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)が1月27、28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、声明の内容を巡って委員の意見が割れていたことが分かった。インフレ警戒派は金融政策の自由度をより高める表現を求めたが、デフレ懸念派の主張が勝り、最後は超低金利の継続をにじませる表現に全会一致で落ち着いたようだ。
1月のFOMC声明では現行の超低金利政策を「かなりの期間維持する」との表現を削除する代わりに、同政策を転換するかどうかについては「忍耐強く判断できる」と指摘した。FRBが18日公表した1月のFOMC議事録によると、「かなりの期間」を削除することに異論は出なかった。問題になったのは「忍耐強く」という表現。委員の多数はこの表現を盛り込むことで、超低金利政策の修正を急がない考えをにじませ、市場に安心感を与えるべきだと主張した。これに対して少数の委員は新しい表現が市場に別の思惑を与え、金融政策の運営を複雑にしかねないとの懸念を表明。超低金利政策の継続期間を示唆するような表現をすべて削除するよう求めた。 (11:54)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040319AT2M1901419032004.html