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【記者:Anjana Menon】 3月16日(ブルームバーグ):米証券大手メリルリンチが機関投資家を対象に実施した月次調査によると、世界の債券価格が過大評価されているとみる投資家が全体の73%を占めた。一方で、株価が過大評価されているとみる投資家は6%だった。
メリルリンチは3月4−11日に、機関投資家282人を対象に同調査を実施した。対象投資家らの資産運用額は合計約9270億ドル(約101兆円)。
メリルリンチのまとめた指標によると、米国債(3−6カ月物)の年率利回りは過去3年間低下し、ことし1.22%となった。これは1995年以来の低水準。日本などの海外中銀が、自国通貨の上昇を抑制するため市場介入により獲得したドルで、米国債を購入。これが、米国債の利回り低下に一部つながった。
メリルリンチのチーフ投資ストラテジスト、デービッド・バウワーズ氏はロンドンで記者団に対し、日本による米国債購入が「相場で盛んに論じられる問題となった」と述べた。
一方、同調査によると、投資家の約90%が米連邦準備制度の次の動きは利上げになるとみている。さらに、同調査に答えた大半の投資家らは、ことし第4四半期に利上げが行われると予想した。
また為替相場については、約50%の投資家がユーロとポンドがそれぞれ過大評価されているとの見方を示した。円については、投資家の18%が過大評価されていると答え、2月調査の数値27%を下回った。
原題:Bonds Overvalued, Say Record 73% of Investors in Merrill Poll (抜粋)
更新日時 : 2004/03/17 01:44 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aP7wOinpSTZY&refer=jp_regions