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【記者: Alexis Xydias, Kotaro Miyata】
3月16日(ブルームバーグ):米証券メリルリンチの最新の月例調査によれば、ファンドマネジャーらの世界景気の拡大に対する楽観的な見通しはここ約1年で最も後退、企業業績に関する期待感も減少した。
同調査対象となった282人のファンドマネジャー中、世界経済が向こう12 カ月にわたって拡大すると答えたのは48%で、2月の調査での65%から低下した。また、同期間中に企業業績が改善するとしたのは約56%で、こちらも前回調査の64%から減少した。今回の調査は今月4日から11日にかけて実施された。
同社のチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・バウワーズ氏はロンドンでの記者会見で、「景気回復をあきらめたわけではないが、人々はより用心深くなっている」と述べた。
同調査によると、ファンドマネジャーらは、日本株投資が最も利益を上げると見込んでいる一方で、米国の株式市場については割高だと判断していることが明らかになった。新興市場国の株式については比較的割安で、利益見通しが最も高いとしている。
景気拡大に対する楽観的見通しが後退した背景には、米労働省が今月5日に発表した2月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比で2万1000人の増加と、エコノミスト予想を大きく下回ったことがある。ブルームバーグ・ニュースによる同予想は13万人増だった。
ハイテク株
景気拡大に関する慎重な見方が強まるなか、今回の調査では、ファンドマネジャーらが景気動向に敏感なハイテク株への投資を減らしていることも明らかになった。ベンチマークとなる水準以上にハイテク株を所有するファンドマネジャーの割合は約11%で、前月の約半数を大きく下回った。
原題:Fund Managers Are Less Optimistic About Growth, Merrill Says(抜粋)
更新日時 : 2004/03/17 01:13 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=a0HTiv_mauts&refer=jp_europe