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(回答先: 03年の家計1兆2千億円不足、住宅ローン10兆円増 [読売新聞]【メディアはどう扱ったらいいか迷っているようだ】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 16 日 02:22:40)
日銀が15日発表した03年末の資金循環統計(速報)によると、家計の金融資産残高は前年末比1.6%増の1409兆8740億円になった。増加は3年ぶりで、1400兆円台を回復したのは2年ぶり。株式相場の上昇で株式の保有残高が増加したことによるものだが、03年の家計の資金の出入りを示す金融資産の収支は1兆1948億円の赤字に陥り、90年の統計開始以来初のマイナスになった。
金融資産残高の内訳をみると、株式が株価上昇を受けて、前年末比26.2%増の68兆5840億円と急増した。現金・預金は同0.7%増の787兆9240億円。定期性預金は同1.4%減の544兆2851億円だったが、外貨預金は同23.9%増の5兆7720億円と大幅に増加した。一方で、保険・年金準備金は同1.2%減の394兆2187億円と、2年連続で減少した。
年間での家計の資金の出入りを示す「資金過不足」は1兆1948億円の赤字(資金不足)で、02年の9兆2129億円の黒字から赤字に転落した。内訳をみると、保険・年金準備金は4兆9862億円減、株式以外の証券は3兆8871億円減。株を持たず、株高の恩恵を受けない人々は、企業が賃金を抑制し、個人所得が伸び悩む中で、保険解約や債券売却などで金融資産を取り崩し、家計のやりくりに苦闘している姿がのぞく結果となった。【後藤逸郎】
[毎日新聞3月15日] ( 2004-03-15-23:35 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040316k0000m020077001c.html