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【記者:Emma Vandore】
3月11日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は、ユーロの対ドル相場について1ユーロ=1.30ドルまでを許容範囲としている。政策委員会での協議内容に詳しい関係者が明らかにした。
同関係者によると、ECBは1ユーロ=1.05−1.30ドルの水準が域内景気を危険にさらすことは無いとみている。この範囲は、同委員会が過去数カ月間にわたり調査した学術研究書と3月4日の政策委員会会合での議論を総合したものだ。ただ、これらについて、ECBの広報担当者からのコメントは得られていない。
この為替レート範囲は、ECB政策決定者の見解と一致している。ジャンクロード・トリシェECB総裁が1月8日にユーロについての論調を変えて以来、ユーロは1ユーロ=1.2752ドルまで上昇した。それ以後は、ユーロは対ドルで5.4%下落。この日のフランクフルト時間午前9時40分現在では1ユーロ=1.2182ドルで取引されている。
ドイチャー・インベストメント・トラスト(フランクフルト、運用規模 575億ドル)のエコノミスト、オリバー・プラン氏は、ECBの「口先介入がうまくいった」と指摘し、「再び勢いが増し、ユーロが1ユーロ=1.30ドルを超えた場合、ECBは口先介入を増すだろう。もしそれが機能しなかった場合、ECBは利下げに傾くと思われる」との見方を示した。
原題:ECB Sees Economy Coping With Euro Up to $1.30, Person Says (抜粋)
更新日時 : 2004/03/11 18:51 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=alinlK657pXs&refer=jp_regions