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(回答先: ドイツ銀買収観測、今度は米モルガンで浮上(NIKKEI NET) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 3 月 09 日 22:41:36)
ドイツ銀CEO、欧州の銀行合併の必要性指摘-米国勢の動きに対抗 (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=10bloombergto6300125&cat=10
【記者: Hellmuth Tromm 、 Christine Harper 】 3月9日(ブルームバーグ):資産規模で欧州2位の銀行、ドイツ銀行のヨセフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)は9日、ミュンヘンで開催された経営者会議で、欧州の銀行は、米銀同士の合併の動きに対応して規模の拡大を図らなければ、米銀勢に遅れを取る恐れがあるとの考えを示した。
同CEOは「問題は、欧州の銀行が世界で競争するのに十分な規模があるかどうかという点だ」としたうえで、「米国勢の挑戦に対して、欧州の答えを見つけるのが正しい判断だ」と述べた。
米銀2位のJ.P.モルガン・チェースはバンク・ワン買収、同3位のバンク・オブ・アメリカはフリートボストン・ファイナンシャル買収で合意している。
会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の金融サービス部門パートナー、フィリップ・ミドルトン氏は、アッカーマンCEOはスイスのクレディ・スイス・グループやフランスのBNPパリバなどと手を組むことに、「歓迎の意を示している」として、同CEOの発言は「ドイツ銀が単独ではやっていけないと認めたようなものだ」と論評した。
また、プライスウォーターハウス・クーパース(PwC)の金融サービス部門パートナー、ジョン・タターサル氏は、アッカーマンCEOは「欧州に拠点を置き、米国でも存在感を持つ強力な世界的金融機関」を生み出すことを目指しているとして、クレディ・スイス・グループとの組み合わせは「この目的にかなうかもしれない」と述べた。
ただ、アッカーマンCEOは、資産売却や人員削減の効果が行き渡るまでは合併を考えることはないとして、このような戦略が成功してから、「その後を考える」と述べた。
原題:Deutsche Bank's Ackermann Calls for European Mergers (Update1(抜粋)
[ 2004年3月10日6時6分 ]