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米ファニーメイ:デリバティブで損失、将来の利益押し下げ要因にも-FT (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=10bloombergto8724910&cat=10
【記者: Samantha Zee 】 3月9日(ブルームバーグ):9日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米最大の住宅抵当金融投資会社、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)は過去4年間にデリバティブ(金融派生商品)取引で251億ドル(約2兆8000億円)をつぎ込んでいるが、その大半が回収不能な損失であり、将来の利益押し下げ要因となる可能性があると報じた。
それによると、同紙がファニーメイの財務データを分析した結果、同社は2000-03年第3四半期(7-9月)の間にデリバティブ取引で240億ドルの損失を被っている可能性が示された。これは、同社がデリバティブの購入や決済のために支払った251億ドルの大半に当たると同紙は指摘している。
ファニーメイは、財務報告書には記載されていないデリバティブ取引による損失があることは認めているものの、損失額は公表していない。ジョナサン・ボイル副社長はFTに対し、「それほど大きな意味はないためだ」と説明している。また広報担当者は、同社はデリバティブ契約を満期まで保有するため、ある時点での損失は実質的なものとはみなしていないと説明している。
同社は15日に、デリバティブ持ち高の最新の評価額を公表する。
ファニーメイの広報担当者チャック・グリーン氏はブルームバーグ・ニュースに対してコメントを控えた。
原題:Fannie Mae May Face Derivatives Losses, Financial Times Reports(抜粋)
(フィナンシャル・タイムズ 3月9日)(フィナンシャル・タイムズのウェブサイト {FITM } )
[ 2004年3月10日12時11分 ]