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【記者:青柳仁美】
3月8日(ブルームバーグ):内閣府が8日発表した1月の景気ウォッチャー調査によると、3カ月前と比べた景気の現状判断DIは50.1と前月の48.6から1.5ポイント上昇(改善)した。2カ月ぶりの改善で、横ばいを示す50を4カ月ぶりに超えた。企業部門の改善、求人の増加、デジタル家電の販売好調に加え、気温が高めに推移し春物衣料に動きがみられたことなどが影響した。
2?3カ月先の景気判断DIも、前月から2.4ポイント改善し53.6となった。景気ウォッチャーの平均的判断は「景気の現状はおおむね横ばいとなっているが、先行きには回復期待がみられる」だった。
現状判断では、雇用関連DIが60.9と前月から1.8ポイント改善したほか、企業動向関連DIも51.3と2.1ポイント改善。家計動向関連DIは48.1で前月から1.2ポイント改善した。
家計動向関連のうち小売り関連は、引き続き薄型テレビ、DVD(デジタル多用途ディスク)などデジタル家電の販売が好調で48.3と前月から1.7ポイント改善した。また、住宅関連DIは住宅ローン減税の延長などを背景に50.9と前月から3.1ポイントも改善。一方で、来客数の減少、単価の下落に加え、米国での牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)発生による牛肉輸入禁止、鳥インフルエンザの発生も影響し、飲食関連は41.3と2.4ポイント悪化した。
企業動向関連では、製造業が3.0ポイントと大きく改善し、非製造業も1.8 ポイント改善した。
調査は、北海道、東北、北関東、南関東、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の11地域で、小売り、飲食、サービス、住宅など家計動向や、企業動向、雇用など経済活動項目の動向について、景気ウォッチャー2050人を対象に実施。景気ウォッチャーは、タクシー運転手など景気動向を反映しやすい仕事に携わる人から選定した。今回の調査は2月25日から29日に実施、有効回答率は 88.0%。
更新日時 : 2004/03/08 14:46 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/economy/economies.html