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(回答先: きょうのチャート:2月の米国の新規雇用者数は「ただ受け入れがたい」 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 08 日 01:40:40)
【記者:Steve Matthews】 3月7日(ブルームバーグ):清涼飲料のペプシコや総合電機のゼネラル・エレクトリック(GE)、ネットワーク機器のシスコシステムズなど米有力企業の経営者らは、コンピューター投資による生産性向上を理由に、従業員の採用を抑制する考えを相次ぎ表明している。
ペプシコの食品・飲料事業のゲーリー・ロドキン最高経営責任者(CEO)は、「当社は確かに、効率性重視の方式を採用している」と述べた。
ペプシコのような大企業は、競争激化のなかでも値上げが難しい上、原油高や従業員向けヘルスケア支出増に直面している。2月の米雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比2万1000人増と、ブルームバーグのエコノミスト調査(13万人増)を下回った。求職活動を断念する国民が増えたため、失業率は前月比横ばいだった。
米人材派遣会社2位のケリー・サービスのカール・カムデン社長は、「企業は引き続き慎重だ」と述べ、正社員の増員を「ぎりぎりまで待つ方針だ」と指摘する。
米主要企業150社が加盟する経済団体、ビジネス・ラウンドテーブルが3日公表した調査によると、2004年の売上高が力強く伸びても、雇用の大幅回復にはつながらないとの結果が示された。向こう半年間で採用を拡大するとの回答は約3割強と、前四半期調査の25%から増加した一方、採用を拡大しないとの回答は過半数に達した。45%は雇用者数据え置き、22%は雇用削減の方針を示した。
ネットワーク機器最大手のシスコシステムズは、労働生産性の基準とする従業員1人当たりの総収入が70万ドルを超えた時点で、増員を検討する方針だ(広報担当のキム・ギブソン氏)。同社の第2四半期(11-1月)の従業員1人当たりの総収入は63万2000ドルと、第1四半期より6%増加した。
GEのジェフリー・イメルト社長は3日公表した株主向け年次書簡のなかで、雇用創出を妨げている要因の一つとして、「生産能力の余剰とその結果生じた価格圧力」が利益率を圧迫していると指摘した。同社は昨年、1万人の人員削減を実施した。
原題:PepsiCo, General Electric Say Efficiency Drive Slowing Hiring(抜粋)
更新日時 : 2004/03/08 10:24 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=asuWwj.sSrsU&refer=jp_regions