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世界経済の回復を受けた国際商品市況の上昇基調が鮮明となり、国内企業物価が約3年半ぶりにプラスに転じる可能性が出てきた。日銀が企業物価の先行指標として着目する日銀国際商品指数は非鉄などの取引価格の上昇を映し、2月は120.4と、1990年以降では過去最高となった。ただ、デフレ圧力は依然根強く、最終消費財まで波及するかは微妙だ。
2月の日銀国際商品指数は前月比で7.6%の大幅な上昇。昨年後半は103前後だったが、1―2月で17%の伸びとなり、イラクによるクウェート侵攻で原油価格が高騰した90年9月の水準を上回った。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040307AT1F0501U06032004.html