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地方銀行・第二地銀の貸し出しに回復の兆しが出てきた。地銀上位10行が開示した昨年10―12月期の四半期情報によると、12月末時点の貸出金残高は合計47兆9873億円と9月末に比べて0.4%増えた。住宅ローンが堅調だったうえ、景気回復基調を受けて中小企業の借り入れ需要も緩やかながら回復し始めたためだ。
5日発表の全国銀行預金・貸出金速報では2月末の全国銀行(130一行)の貸出金は59カ月連続で減少し、前年同月と比べて3.6%減になった。都市銀行が6.6%の減少だったのに対し、第二地方銀行は1.0%増と、6カ月連続で増加した。地方銀行も0.3%減と微減にとどまった。広島銀行では昨年10―12月期に貸出金が3.9%増えた。中小企業向けの無担保ローンが伸びたほか「設備投資需要も徐々に出始め、貸し出しに底入れ感が出てきた」(総合企画部)という。静岡銀行でも支店長の決裁権限を広げるなど中小企業融資に力を入れ、3.7%増加した。地域内に業績好調な自動車・電機関連産業が立地していることも追い風になったようだ。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040306AT1F0400J05032004.html