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「世の中はちょっと見ぬ間の桜かな」とはよくいわれるが、ちょっと人間ドックに入っている間に、いつのまにやら献血できない体になっていた
▼厚労省が七日、一九八〇年から九六年の間に英国とフランスに一日以上滞在した人の献血を禁止することを決めたという。翌日の朝刊各紙が一斉に報じたというが、たまたまその日は、早朝から人間ドックで検査漬けになっており、新聞に目を通していなかった
▼二月に国内初の「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」と確認された日本人男性がいたのは知っている。その後の追加調査で、この人が九〇年に英国に二十四日間滞在し、ハンバーガーを食べていたことがわかった。フランスでの感染可能性を合わせて今回の禁止となった。対象者は数十万人に上る
▼実は、九三年三月に英国に二日滞在して、大好きなハンバーグを食べた記憶がある。十二年も前のことを今さら辻褄(つじつま)合わせのように、献血禁止だといわれても戸惑う
▼幸か不幸かこれまで献血はしていないが、すでに献血してしまった人はどうなるのか。そんな血液の追跡調査など不可能だろうに。なにより、おまえもヤコブ病を発症する可能性があるぞと指摘されたわけで、どう対応すればいいかの説明がないから不安になる
▼ヤコブ病の原因となるBSE(牛海綿状脳症)問題では、ブッシュ米大統領が小泉首相に、米国産牛肉の輸入をいつ再開できるかと圧力をかけてきた。これもいつのまにやら輸入再開で、ちょっと見ぬ間の牛丼復活、などということになりはしないか。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/hissen/20050312/col_____hissen__000.shtml
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