現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 459.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041201k0000m040037000c.html
日本など10カ国・地域が1998年から進めてきたイネの全遺伝情報(イネゲノム)の完全解読が、12月中旬に完了する見通しとなった。国際共同チームの農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などが30日、明らかにした。ゲノムに存在する重要な遺伝子などの存在位置がこれまでより早く、正確に割り出せるようになり、栄養価の高い品種や病気・害虫に強い品種など、さまざまな品種改良に結びつくと期待される。
イネゲノム解読は日本が主導し、全体の約60%を担当。約3億9000万の塩基対で構成されるゲノムのうち、02年には約92%の部分の概要解読が終了していた。しかし解読が不完全で空白の部分も多く、完全解読に向けて努力が続けられていた。今回の解読完了により、全体の95%にあたる3億7000万の塩基配列が99.99%の精度で、ほぼ切れ目なく解読されたという。【江口一】
毎日新聞 2004年11月30日 19時15分