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日本フードサービス協会は、BSE(牛海綿状脳症)対策で行った牛の全頭検査に関するアンケートの結果を発表した。
全問正解した人は全体の8%にとどまっており、同協会は、「全頭検査=安全・安心と信じている人が多いが、検査の中身は理解されていない。政府は、検査の役割や効果を広く伝えるべきだ」としている。
アンケートでは、300人の回答者のうち80・3%が全頭検査が国内で実施されていることを知っていた。しかし、検査対象は、「生きているすべての牛」と間違えた人が69・7%に上り、「食肉処理や病気などで死亡したすべての牛」と正しく答えた人は30・3%だった。
また、検査部位を「脳」と正しく答えた人は28・7%で、検査の目的・内容を「解体した牛の脳の一部組織に異常プリオンがあるかどうか調べる」と正答した人は19・7%だった。
(2004/11/28/23:48 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041128i414.htm