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写真:?環境正義市民連帯
11月11日(社)環境正義連帯「次世代を守る人々の会」(以下、環境正義)は、ソウル・大学路にある興士団の大講堂で『韓国版スーパーサイズ・ミー』の中断に関連した記者会見を行った。この会見で、『韓国版スーパーサイズ・ミー』の主人公であるユン・クァンヨン幹事とオ・ソンキュ事務所長、担当医などが参加して体験過程を撮影した動画を上映するなど、24日間にわたったファーストフード摂取による人体影響と推移などについての結果発表がなされた。
ファーストフードに食事を替えてから24日目となる11月9日、担当医はユン幹事の著しく悪化した健康上の理由で、10月26日の1次中断勧告に引き続き2次中断警告を下した。これを受けて、環境正義も本人の続行意志にもかかわらず、悪化の一途をたどる健康状態を考慮して『韓国版スーパーサイズ・ミー』の中断決定を下した。この最終決定は、@健康悪化による担当医の2度にわたる中断勧告、A実験継続による危険度の増加、Bファーストフード摂取による健康上の悪影響の実態及び推移判断―に基づいたもの。
ユン幹事はこれまでの24日間、一日3食のファーストフードと簡単なおやつだけで平均3,348kcalを摂取していた。これは成人男性の適正摂取量(2,500kcal)に比べて25%高い数値。特に脂肪は摂取適正量(15〜20%―42g〜56g)の2〜3倍も高かった。
一般人の72%以上が運動をしないという統計を勘案して特に運動を取り入れなかったが、一日平均9,500歩以上を歩くことで一般人の2倍に近い運動量を確保していた。
それにもかかわらず、健康悪化が進んでいたことが明らかになった。体重が3.4kg増加して筋肉量は1.3kg減少。体脂肪率は5.2kg増加した。フィットネススコアは86点から80点に落ち、身体退化の傾向を示した。特に肝機能の数値であるGPTの変化は著しく、1ヵ月足らずで3倍以上が増加した。正常人の上限範囲を超えていることはいうまでもないが、狭心症へ発展する可能性まで提起された。その他、問診では胸症、神経系や筋骨格係の異常、疲労度の増加、食欲減退などの症状も挙げられた。
精神科の診断ではさらに著しい症状が出た。13日が過ぎた時点からうつ病など情緒不安症状が出始め、19日経過時点では興奮度が上がって過剰な行動が見られ始めた。また実験中断後のうつ病検査、不安神経症・パニック障害の検査では、病的状態にあることが判明、ファーストフードの摂取期間中に精神状態が著しく悪化したという診断結果が出た。
環境正義は今後、アンチ・ファーストフード運動の主な方針として「子供視聴時間帯のファーストフードに関するテレビコマーシャル禁止」と「成分表示の義務化」を提示し、関連活動計画を発表してゆく。また『韓国版スーパーサイズ・ミー』の全過程は、編集が行われてから各学校に配布される。
日付 2004-11-12
筆者 環境正義市民連帯
媒体 環境正義市民連帯 報道資料
団体名 環境正義市民連帯
URL http://www.eco.or.kr/
翻訳者 ジャン・ヨンシク
http://www.enviroasia.info/japanese/index_j.php3?status=n_view&w_num=1935&c_cd=K