現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 442.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 米国産牛肉輸入再開 肉質による月齢判定に反論できるのか【農業情報研究所(WAPIC)】 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 27 日 19:49:14)
2003年12月に米国でBSE (牛海綿状脳症)感染牛が見つかって以来、わが国では米国産の牛肉の輸入を中止し、全頭検査を要求してきた。しかし、条件を緩和し、早ければ年末にも段階的に輸入を再開していく方向で検討を進めている。
では、米国産牛肉の輸入が再開された場合、消費者はどのような反応を示すのだろうか。全国8300人あまりを対象に行ったアンケート調査によると、66.1%もの人が「全頭検査を行うべき」と、政府側の方針と大きく食い違う結果が出た。
さらに「再開後、飲食店で牛肉を食べますか」と問うと、「米国産でないことを確認してから食べる」という人が 29.7%と最も多く、次いで「食べる」が22.8%、「米国の安全基準を満たしている肉であれば食べる」が22%と意見が割れた。
そこで、米国産牛肉の輸入再開後「牛肉を食べるときに注意しようと思う点」を聞いてみた。すると「産直食材を使うなど安全性が高い店を選ぶ」と答えた人が45.3%、「店内ポスターなどで安全性を訴えている店を選ぶ」人が30.1%。
加えて消費者が「牛肉を扱う飲食店に求めること」を聞くと「正しい知識を学んで伝えてほしい」が71.8%、「産地をメニューブックなどで明示してほしい」が55.4%、「生産者を明示してほしい」という人が44.3%というように情報開示を求める声が多く集まった。
牛肉輸入が再開されたときに、店側も輸入牛肉を使用するか、しないかの判断を迫られる。「食べる」ことに対して意見が分かれるだけに、顧客の「食べる」意欲に合わせて顧客自身が判断できるよう、常に最新の情報を収集し、産地や使用部位などをメニューやPOPなどで提示していかなければ、さらなる牛肉離れを引き起こしてしまうことも考えられるのではないだろうか。<上田純子>(日経レストラン11月号「データの玉手箱」より)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/339303