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国内のBSE(牛海綿状脳症)対策の見直しについて、食品安全委員会(寺田雅昭委員長)は16日、東京都内で消費者などの声を聞く意見交換会を開催した。プリオン専門調査会(吉川泰弘座長)が出した、生後20カ月以下の牛の検査除外を事実上容認する中間報告書を食品安全委で了承したことを受けて開いた。参加者からは報告書への疑問や反対意見が相次いだ。
吉川座長が報告書の内容を説明した後、質疑となった。会場からは「生後20カ月以下の感染牛の検出が困難というのは、食肉にリスクがないということか」「BSEは科学的に不確実性が高く、現在の全頭検査が重要だということを強調すべきではないか」などの質問や意見が出た。
これに対し吉川座長らは「生後20カ月以下の牛の食肉にリスクがないわけではないが、病原体の蓄積する特定危険部位を除去することで対応している」「報告書は現在分かっている事実を記載することを重視した」などと答えた。【江口一】
毎日新聞 2004年9月16日 20時47分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040917k0000m010073000c.html