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http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040911dde041100043000c.html
◇遺伝子、レタスに組み込み成功
酸っぱいものを甘く感じさせるたんぱく質「ミラクリン」の遺伝子をレタスに組み込み、安定して作り出すことに成功したと10日、江面浩・筑波大遺伝子実験センター助教授らの研究チームが発表した。太らない甘味料や糖尿病の食事療法などに利用できるという。
ミラクリンは、西アフリカ原産の樹木になる果実「ミラクルフルーツ」に含まれている。酸と結合したミラクリンは、舌の甘みを感じる部分を強く刺激する。このため、ミラクルフルーツを食べた後に酸っぱいものを食べると、脳に「甘い」という信号が伝わる。
ミラクリンを作る遺伝子は94年に分離され、大腸菌に組み込んで量産する方法などが試されたが成功していなかった。
研究チームは、同じ植物のレタスに組み込み、ミラクリンを作り出すことに成功。レタスはミラクルフルーツの3分の2程度の濃度のミラクリンを含んでいる。江面助教授は「ダイエットにも使える」と話している。【和泉清充】
毎日新聞 2004年9月11日 東京夕刊