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(回答先: 持久力2倍マラソンマウス 米韓が遺伝子操作で作製(共同通信) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 8 月 24 日 19:26:30)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040824i403.htm
【ワシントン=笹沢教一】遺伝子操作によって、長時間走り続けることができ、食べても太らないという究極の「マラソンマウス」を作ることに、米ソーク研究所や韓国のソウル国立大などのチームが成功した。
この遺伝子の仕組みを応用すれば、スポーツ訓練やダイエット用の効果的な薬が期待できる一方、将来は遺伝子工学で強力なスポーツ選手を作り出す「遺伝子ドーピング」に悪用される恐れもあるという。米科学公共図書館のオンライン専門誌に発表された。
研究チームは、マウスの実験で「遅筋」という筋肉を増やし、新陳代謝を大幅に高めるPPARデルタ遺伝子を操作。通常よりこの遺伝子の働きが強いマウスを作り出した。遅筋は持久力にかかわる筋肉で、トレーニングを積んだマラソン選手の筋肉の9割は遅筋。
このマウスを電気で刺激しながら走行器具上を走らせ、疲れ果てて走るのをやめるまでの時間を測定したところ、マラソンマウスの走行時間は、通常マウスの約1・7倍の約2時間半に伸びた。走行距離もほぼ2倍の約1・8キロに達した。しかも脂肪燃焼に効果的な遅筋が発達したおかげで、どんなに食べても太らない体になったという。
ソーク研究所のロナルド・エバンズ博士は「糖尿病や肥満などの治療にも役立つ」としている。
(2004/8/24/11:25 読売新聞 無断転載禁止)