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(回答先: 牛肉輸入の今夏決着確認 日米、次官級対話で 投稿者 たくげん 日時 2004 年 7 月 17 日 12:55:05)
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20040720k0000m020059000c.html
米国産牛肉の輸入再開問題を科学的見地から話し合う日米政府の第3回専門家・実務者会合が21、22日に外務省で開かれる。これまで日米で意見が一致した「若い牛のBSE(牛海綿状脳症)感染は全頭検査で検知できない」との内容が、今後の交渉の基礎資料になる報告書に盛り込まれる見込みだ。しかし、食品安全委員会で国内BSE検査基準の緩和が先送りされた直後だけに、その内容が輸入再開に直結するかどうかは微妙な状況だ。
今回の会合では、仮に検査基準が緩和された場合、牛の月齢をどう確認するかや、脳など特定危険部位の除去法について、詳細に検証する。また、米国内で02年以降に見つかったBSE擬似感染牛680頭の4分の3以上が、検査から漏れていたことが、今月になって発覚したことから、日本側は米国の安全意識や検査漏れの原因について、厳しく説明を求める。
日本は「(安全基準の)内外無差別」を原則としている。これに基づく日本からの全頭検査実施要求が、輸入再開の最大のハードルになっているため、食品安全委で検査基準緩和が決まれば、米国産牛肉問題は解決に向けて前進する見通しだった。しかし、緩和の結論が先送りされたことで、早期解決の見通しは不透明となった。
両国は、今回の会合で作成される報告書を基に、8月下旬に局長級交渉を開き、再開に向けて一定の結論を出すことにしている。【望月靖祥】
毎日新聞 2004年7月19日 20時04分