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BSE全頭検査見直しで厚労相、消費者理解が不可欠
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index2.html
[2004年07月17日付]
坂口力厚生労働相は16日の閣議後会見で、食品安全委員会のプリオン専門調査会が牛海綿状脳症(BSE)全頭検査の緩和を認める内容の報告書案を示したことに対し、「科学的問題と国民の意識や気持ちの問題と両方ある。そこをよく検討してやらないといけない」と述べ、全頭検査の見直しは消費者の理解が不可欠になるとの考えを示した。亀井善之農相は同日の会見で「委員会の議論を注視したい」との意向を示すにとどまった。
坂口厚労相は、全頭検査の結果、生後21カ月の若齢牛からもBSEが確認されたことを評価。その一方で、牛の生後月齢の特定が難しかったことが、全頭検査導入につながった経緯に触れ、「(現在は)明確になってきている」として、トレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組み)の導入などで、導入当時とは状況が異なってきているとし、検査の緩和に含みを持たせた。
見直しで今後焦点となる検査対象牛の月齢の線引きについては「何カ月から発生するのか科学的根拠を専門家に検討してもらう。消費者がここまでなら安心と思ってもらえるデータを出せるか検討したい」と述べた。