現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 287.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
BSE:危険部位の使用禁止を一時棚上げ 米食品医薬品局
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040710k0000e030017000c.html
【ワシントン和田浩明】米食品医薬品局(FDA)は9日、BSE(牛海綿状脳症)感染防止のため導入を表明していた、ほ乳動物の血液などの牛飼料への使用禁止について、実施を一時棚上げし改めて一般から意見を募集すると発表した。この方針転換で、規制の導入が大幅に遅れる可能性もあり、米消費者団体「コンシューマーズ・ユニオン」は「規制強化の約束をほごにするもの」と反発している。
一方、BSEの病原体を含む可能性が高い牛の脳やせき髄などの「特定危険部位」の栄養補助食品や離乳食、化粧品などについては14日から正式に利用禁止とする予定を明らかにした。
FDAは1月、(1)ほ乳動物の血液(2)鶏舎からのニワトリのふんや残りものの飼料(3)肉料理の残飯−−の牛の飼料への使用禁止方針を発表。3月にはクロフォード長官代行が議会証言で「新規則公表には最長2カ月かかる」などと述べていた。
9日の発表でFDAは、「発表した(禁止)規則は感染防止に有効だが、飼料生産者への影響が大きいため、追加意見を募集することにした」と理由を説明した。
毎日新聞 2004年7月10日 10時28分
米国の追加対策(9日発表)は14日から実施されるが、ほ乳動物の血液を牛の飼料に利用することを禁止するなどの飼料規制の強化は見送られたことから、石原次官は「飼料対策に関しては何の具体的な進展もない」と述べ、米側の対応を厳しく批判した。【望月靖祥】
毎日新聞 2004年7月12日 21時10分