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(回答先: 子供の扁桃腺を検査しvCDV患者数の予測に利用(Guardian) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 5 月 21 日 18:10:51)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000303-yom-int
【ロンドン=飯塚恵子】BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)が人に感染した変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体となる「異常プリオン」が、これまで考えられていた以上にはるかに多くの人に感染している疑いがあることが、英政府が出資した病理学調査で明らかになった。
調査を掲載した21日発行の「病理学ジャーナル」最新号によると、英国人約1万2700人から摘出した盲腸やへんとう腺を検査した結果、異常プリオンが3人から発見された。試算では、英国全体で約3800人が異常プリオンに感染している可能性があるという。
異常プリオンは感染が発見されても、ヤコブ病の発症に直結するとは限らないが、輸血や臓器移植などで知らずに感染が拡大する恐れもあり、専門家たちは「深刻な結果だ」と分析している。今月発表の英政府の最新統計では、英国ではヤコブ病が原因とみられる死者が毎年20人前後、累計で計141人に上っている。
国立精神・神経センター神経研究所の金子清俊・疾病研究第7部長は「これまでの疫学調査などから推計して、英国の感染者は、多く見積もっても数百人程度と考えられてきた。今回はそれを大きく上回る結果で、無視できない重要な報告だ。日本の場合、感染牛が少ない上に、BSEが発生してから(全頭検査など)十分な対策が取られているために、英国のような高い感染率は考えられない」と話している。(読売新聞)
[5月22日11時31分更新]