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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040519AT2R1900519052004.html
【ブリュッセル=刀祢館久雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は19日、スイス社が申請していた遺伝子組み換えトウモロコシの域内での販売を承認した。EUは安全性への懸念などから組み換え作物の新規認可を1998年秋から凍結しており、約5年半ぶりの解禁となる。
EUの認可凍結には米国やカナダが反発し、世界貿易機関(WTO)に提訴して争っていた。今後、米企業が申請中の組み換え作物も認可の対象になる見通しだ。
今回EUが承認したのは、農薬・種子大手シンジェンタ社の害虫抵抗性があるスイートコーン「Bt11」。加盟国内には慎重論も根強く、昨年末の専門委員会はいったん否決したが、最終的に解禁派の欧州委に判断を一任した。
認可待ちの作物は現在、米モンサント社のトウモロコシのほか、大豆、菜種、コメなど約30件あり、EUは個別に安全性などの評価を進める。同時に表示義務の強化や、生産から流通までの情報を管理し経過を追跡できる体制も導入し、域内消費者らの不安にこたえる方針だ。 (19:09)