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笹山登生の掲示板http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6237より転載
AP社の記事http://www.ljworld.com/section/stateregional/story/166741 によれば、
これについて、USDAのスポークスマンであるAlisa Harrison さんは、次のように語った。
「われわれは、国際的専門家により、検査の時期や、全頭検査が適当でないことについてのコンセンサスが得られるよう、検討してきた。
これが、われわれがなぜ、現段階で、USDAが、Creekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を認めることが出来ないかの理由である。
私自身は、この問題は、常にオープンに検討されるべきものとかんがえている。
しかし、現下のアメリカの牛肉輸出の貿易相手との議論においては、(それが許されない)非常にデリケートで、センシティブな対応を迫られている。
そして、それが、われわれの現下の最大の焦点とならざるを得ないのである。」
一方、当のCreekstone社は、AP社からの電話取材に応じてくれなかった。
また、the National Cattlemen's Beef AssnのGary Webber氏は、今回のUSDAの決定を賞賛し、「この問題に関しては、すべての会社にとって、科学的根拠にもとづいての、公正な競争の場が保たれることをのぞんでいる。」といった。
議会側の反応は分かれている。
カンサス州選出の上院議員Pat Roberts氏は、
「BSEに関する政策決定に当たっては、カンサス州やアメリカの牛肉生産者にとって、長期の利益がもたらされるような政策決定がなされるべきである。われわれの政策決定は、健全な科学に基づくべきものであり、同時に、現在のわれわれの貿易相手との貿易状態に、もとづくべきものである。」といった。
これに対して、同じくカンサス州選出下院議員Todd Tiahrt氏は、カンサス州にしめるCreekstone社の経済的雇用的な影響力を無視することは出来ないとして、今回、USDAが、Creekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を拒絶したことの余波を憂慮している。